分銅式ストリングマシン その2
どうもオスギです。
今回はイグナス Challenger Ⅱの特徴を書いていきます。
ラケットを支える部分は6点式で金属部分の厚みも結構あるためガッチリ支えてくれます。
クランプもロックをすればしっかり固定されフリーの状態ではスムーズに動きます。
分銅式ガット張り機で機種による大きな違いといったら、ストリンググリッパーではないでしょうか。
このマシンはスライドタイプのストリンググリッパーでストリングをつかんだまま分銅の付いたロッドを調整できるところでしょう。
上の図のようにロッドが水平より下側に来たらストリンググリッパーを押さえてロッドを水平まで持っていくと設定のテンションとなります。という説明なのですが、ここで疑問が湧きました。
このストリンググリッパーの位置でテンションが変わってしまうのでは?
そこでグリッパーの位置でどれだけテンションが違うのか測ってみます。
グリッパーが真下 ゼロテンションで50lb
グリッパー3時方向 設定50lbで48.28lb
グリッパー9時方向 設定50lbで48.59lb
このようにグリッパーの位置により適正テンションに収まらないことがわかりました。
下の写真の位置でグリッパーの重さがゼロになるのでこの位置でテープで固定し
水平への調整はストリンドを掴む長さで調整することとします。
水平位置には印がついているので白線と黒い印を合わせるのですがすこし距離があるので針で白線の近くになるようにテープで固定します。
最後にテンションロッドに書かれている数字と実際のテンションが同じか確かめましたが2lb程ずれていたのでテプラで正しい位置に修正しました。
これでようやくストリングを張る準備が整いました。
次回はいよいよストリングを張っていきます。