分銅式ストリングマシン その2
どうもオスギです。
今回はイグナス Challenger Ⅱの特徴を書いていきます。
ラケットを支える部分は6点式で金属部分の厚みも結構あるためガッチリ支えてくれます。
クランプもロックをすればしっかり固定されフリーの状態ではスムーズに動きます。
分銅式ガット張り機で機種による大きな違いといったら、ストリンググリッパーではないでしょうか。
このマシンはスライドタイプのストリンググリッパーでストリングをつかんだまま分銅の付いたロッドを調整できるところでしょう。
上の図のようにロッドが水平より下側に来たらストリンググリッパーを押さえてロッドを水平まで持っていくと設定のテンションとなります。という説明なのですが、ここで疑問が湧きました。
このストリンググリッパーの位置でテンションが変わってしまうのでは?
そこでグリッパーの位置でどれだけテンションが違うのか測ってみます。
グリッパーが真下 ゼロテンションで50lb
グリッパー3時方向 設定50lbで48.28lb
グリッパー9時方向 設定50lbで48.59lb
このようにグリッパーの位置により適正テンションに収まらないことがわかりました。
下の写真の位置でグリッパーの重さがゼロになるのでこの位置でテープで固定し
水平への調整はストリンドを掴む長さで調整することとします。
水平位置には印がついているので白線と黒い印を合わせるのですがすこし距離があるので針で白線の近くになるようにテープで固定します。
最後にテンションロッドに書かれている数字と実際のテンションが同じか確かめましたが2lb程ずれていたのでテプラで正しい位置に修正しました。
これでようやくストリングを張る準備が整いました。
次回はいよいよストリングを張っていきます。
分銅式ストリングマシン その1 イグナス Challenger II Blue,
どうもオスギです。
分銅式ストリングマシン購入について書いていきます。
我が家では、2年前に当時小学生だった息子が硬式テニスを始めました。
それを機に私も40過ぎなのにテニスに興味をもちました。
また昨年、娘が高校進学を機に硬式テニス部に入部。
さらに奥さんも高校時代にテニス部だったそうでまたやりたいといいます。
始めたばかりでへたっぴなもんですから週末にテニスコートを借りて家族で練習をするようになりました。するとストリングが切れたり緩んだりしてきたわけです。
4人分のガットを3ヶ月~6ヶ月に一回張替えとなると結構な金額になります。
大手スポーツ用品店で張替えを行うと以下の金額となります。
- ナイロンストリング(安いもので¥2,000)
- 工賃 ストリング購入店で張替え(¥825)
- 工賃 ストリング持ち込み(¥1650)
これを4人分、年2回~4回張替えとなると1年間で¥24,000~¥48,000となります。
またラケットを預けなければならないので時間の制約や急ぎの時に対応できないなんてことも考えられます。
そこで我が家では、ストリングマシンの購入を検討しました。
ストリングマシンには100万円を超える物から3万円くらいの物までいろんなものがありますが、わたしが重視したことは
- 値段10万円以内
- メンテナンスが簡単
- 張替え作業にかかる時間は考えない
以上を踏まえて電動式は高くて買えません。
スプリング式はバネのへたりによる数値の狂いが気になるので除外。
結局、分銅式でよさげなマシンを探すことに。
ちなみに某ストリングメーカー2社に分銅式でちゃんと張れるか問い合わせもしました。
購入したのがこちらのマシン
イグナス Challenger ⅡBlue
EAGNAS 分銅式テーブルタイプのストリングマシン - Challenger II Blue
金額は送料込みで¥60,950です。
保証は購入後1年ついています。
カード決済はできなくて現金振込のみでした。
造りはしっかりしていてチャック(ストリングを掴むところ)、クランプ台ともにスムーズに動きクランプもガッチリ固定できる、そして6点式マウント自分的にはこれで問題なし。
購入先のイグナスの担当者はおそらく日本の方ではないけれどしっかり対応してくれたので良かったです。
次回は、このマシンの使い方について説明していきます。